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Maker Faire Shenzhen 2025 イベントレポート: 深圳のメイカーシーンの今

Takuya Ichise in Takuya Ichise · 2025-12-17 10:36 · 0 claps · 6.5 min read
#shenzhen #maker-faire #makers #iot #robotics
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Maker Faire Shenzhen 2025 イベントレポート: 深圳のメイカーシーンの今

深圳旅行記2025の3日目・4日目の記事です。

2025年11月15日(金)〜16日(土)の2日間、深圳で開催されたMaker Faire Shenzhen 2025に参加してきました。深圳のメイカーシーンは毎年進化を続けており、今回も多くの発見がありました。本記事では、イベント全体の様子と深圳のメイカーシーンの現状について書きます。

(個別のブースについては、量が多いので、随時加筆して行く予定です)

📝 私自身の展示体験、来場者との交流、技術的な成果については展示レポートをご覧ください。

[embed]深圳旅行記 2025: Maker Faire Shenzhen 2025 展示レポート medium.com

Maker Faire Shenzhen 2025 について

Maker Faire Shenzhenが、2025年11月15日(金)〜16日(土)の2日間にわたって開催されました。会場は深圳市南山区の万科云設計公社(Vanke Cloud City Design Commune)で、地下鉄5号線「留仙洞」駅が最寄り駅です。会場はDJI本社ビル「天空之城」(Sky City)の近くに位置し、デザイン関連企業が集まる複合施設として知られています。

DJI本社ビル「天空之城」

DJI本社ビル「天空之城」

イベントは柴火創客空間(Chaihuo Makerspace)とSeeed Studioによって主催・運営され、今年のテーマは「AI and More Things」でした。2012年に深圳で初開催されてから14回目を迎える今回は、145の展示ブース、2つのイノベーションフォーラム、35のワークショップという規模で実施されました。

[embed]AI and More Things | Maker Faire Shenzhen 2025 Now Call For Makers Last year, we witnessed the first sparks of "Enchant Everything with AI." This year, its roots have spread deep across…www.shenzhenmakerfaire.com

参加者の構成

出展者は145組で、そのうち国内が75%(109組)、海外が25%(36組)を占めています。海外出展者は22の国と地域から参加しており、香港9組、インド5組、日本4組(と公式の報告書には書かれてるけど実際には3組 10人ほどだったと思う)、米国2組などが含まれます。地域別では、深圳からの出展者が49組と最も多く、次いで香港18組、インド12組、日本12組、広州11組と続きます。粤港澳大湾区の都市からの出展者が全体の51%を占め、中心的な存在となっています。

業界分布と来場者数

出展者の業界分布では教育が48.1%と約半数を占め、次いで科学技術とスマート製造が28.8%、医療と健康が7.7%、芸術とデザインが5.8%と続きます。

主要分野の内訳を見ると、教育分野(48.1%)では、STEAM教育と創客教育が35%、高等教育機関が8%、科普と公益教育が5%を占めました。また、科学技術とスマート製造分野(28.8%)では、ロボット技術とAIが12%、3Dプリントとオープンソースハードウェアが10%、スマート製造と自動化が6.8%を占めています。

2日間で40,000人以上の来場者が訪れるイベントとなりました。

会場の雰囲気

会場である万科云设计公社は、DJI本社ビル「天空之城」の近くに位置する、デザイン関連企業が集まる複合施設です。屋外に展示スペースがあり、深圳らしい開放的な雰囲気でした。

全体の印象

全体のブースの印象としては、深圳のメカメカしい企業の展示と、欧米など国際色豊かな展示、子供によるSTEAM色の強い展示が揃っており、一色ではなく、とても深圳らしいと感じました。

価格がつけられる商品と、明らかにアート作品が混在しており、そのどちらにも分類しづらい日本人ブースは今回もかなり異色だったと思います。

以前見られた「頭から火が出るような」深圳っぽい変わったものは少なくなり、全体のクオリティは相当上がっていますが、制作目的が明確でないものは以前より減った印象です。ロボティックス系のエコシステムが以前よりも整ってきてる影響もあるでしょう。「なんか作ってみた」系の作品を海外で見るのは難しくなってきていますね。

企業ブースと個人ブース

企業ブースでは、最新のメイカー向けツールや部品が展示されていました。3Dプリンター、電子部品、開発ボードなど、メイカーにとって魅力的な製品が数多く並んでいました。

個人ブースでは、ロボット、電子工作、アート作品など、多様な作品が並んでいました。それぞれのメイカーの個性と情熱が感じられる展示でした。

国際色豊かな展示

国際色の豊かさも印象的でした。中国国内からだけでなく、アメリカ、ヨーロッパ、日本など、様々な国からの出展者が集まっていました。

言語の壁を越えて、作品で対話する。それがMaker Faireの魅力だと改めて感じました。

深圳のメイカーシーンの進化

深圳のMaker Faireは、2016年のニコ技深圳観察会での見学以来、何度も訪れている場所です。今回も深圳のメイカーシーンの進化を目の当たりにしました。

深圳のMaker Faireの魅力は、深圳自体のテクノロジー技術のアップデートが激しいため、トレンドも移り変わる点です。毎回訪れるたびに新しい技術や展示形態が登場しており、見る側としても非常に面白い体験ができます。

日本からの出展の立ち位置

深圳のMaker Faireでは、商品化を目指す企業ブースと、明確なアート作品の両極端な展示が多く見られます。その中で、日本からの出展者は、そのどちらにも分類しづらい独自の立ち位置を保っていると感じました。

「なんか作ってみた」というNTの精神を持ちながら、技術的な完成度も高い。この姿勢は、深圳のMaker Faireにおいて貴重な存在だと思います。

まとめ

Maker Faire Shenzhen 2025は、深圳のメイカーシーンの現在を体感できる貴重な機会でした。技術の進化とともに、教育分野の参加が増え、国際色も豊かになっている一方で、深圳ならではの独創的な作品も健在です。

深圳のメイカーシーンは年々進化しており、その中で様々な作品がどのように受け入れられるのか、毎回新しい発見があります。ビザが不要になったことで深圳へのアクセスがより容易になり、毎年参加することも現実的になりました。これからも継続して参加していきたいと思います。


메타데이터
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