強羅を行く
強羅を行く
秋の旅行として強羅に行ってきました。強羅は箱根観光の出発地、箱根湯本から箱根登山鉄道に乗った終着地点にあります。早雲山へ向かうケーブルカーの路線沿線の地域です。
数年前、芦ノ湖に足を伸ばしたことがあり、その時にケーブルカーで通ったことはありますが、立ち止まったことはなかったので、一晩過ごしてみるのもありかなと思っていた場所でもあります。
新宿駅でロマンスカーに乗って、箱根に着く頃にはちょうどランチタイム。強羅近辺でめぼしい蕎麦屋さんを事前に探していたのでそこに向かうことに。箱根の森の駅前にある奈可むらさんへ。駅を降りてすぐ大きな看板があり、すぐに見つかりました。1時間くらいは並ぶことを覚悟していましたが、すぐに案内いただきました。スマホでQRコードを読み取ってオーダーへ。食材が新鮮なのでこういうところで食べる天ぷらがとても好きです。
最近は都心の個人経営のお店よりも、観光地の店舗の方がデジタル化が浸透している感覚があります。海外観光客が多いからかもしれません。
チェックインの時刻まで少し余裕があったのと、強羅はそれほど広いエリアでもないので時間潰しも兼ねて、近くの箱根の森美術館へ。展示が屋外にある美術館で、広い敷地の中に多くの作品が展示されていました。当日はよく晴れた秋の日だったので、向こう側に広がる紅葉も含めて楽しめました。
ここから少し強羅エリアを散策することに。強羅エリアは、ケーブルカーの線路を横切る方向は平坦な道のりが続きますが、線路に沿って移動しようとすると山でも滅多にお目にかからない急坂が続くんですね。道路に手すりがあるのを初めて見ました。
今回の宿泊は箱根本箱でした。予約サイトで見ても満室が続いている宿で、今回も予約受付が可能になってすぐに予約しました。これは行ってみてわかったのですが、比較的コンパクトな作りで、たくさん部屋があるって感じでもないんですね。
設定された時間になると、レストランに宿泊者が集まり、料理の説明を一品一品受けながら、ディナーが進んでいきます。スタッフもとても気さくに話してくれるので、退屈せずに過ごせました。
ディナーが終わると、それぞれ自分の部屋に帰っていくのですが、共有スペースにたくさんの本が並んでいるのがこの宿の特徴で、部屋に戻らず共有スペースで読みたい本を見つけて読んでいる人もいて、その空気感がとても素敵でした。
その日の宿泊者なんてたまたま同じ日に同じ場所に来ただけだし、お互いの名前も住んでいる場所も知らない同士で、濃い雑談の時間が生まれるなんてこともないのだけど、「言葉を発しないけど、同じ場所に居る」という微妙な距離感がとても好きだなと改めて思います。
シェアワークスペースに近いかもしれない。でも、集中している先がデジタルデバイスではなく、フィジカルな本というところがいいのかも。
自分の部屋に戻ればパーソナル空間が広がっていて、ベッドと風呂があるだけの部屋で本を読み耽ってもいいし、何もしないをしてもいい。その時間と空間の使い方がとても贅沢だなと思いました。
自分はその日歩き回ったせいか9時過ぎには眠くなっていて、何も考えず寝てしまいましたね。翌朝日の出を見ました。
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메타데이터
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- 2026-07-14 18:27:49