Z80/68000
Z80/68000
戯れ言を言う.
コンピュータは放射線に弱い.当然である.コンピュータは電子で動いている.放射線の一種β線は電子のビームだからうっかりするとコンピュータの電子回路に割り込むし,γ線は電磁波だから電子に力をかけて進路を変えてしまう.
近代的なコンピュータは高速化のために効率よく電子を使うようになっている.つまり,使っている電子の数の冗長性は小さく,β線やγ線のような外乱には弱い.
では,宇宙探査機に搭載されるコンピュータ(宇宙の放射線にさらされても誤動作しないことが求められる)や,兵器に使われるコンピュータ(核爆発による放射線に対して誤動作しないことが求められる)は,どのようにして放射線の影響を回避しているのだろうか.
本質的な防御は,電子回路を流れる電子に冗長性をもたせること,つまり電子をじゃぶじゃぶ使うことだ.ここでちょっとしたクイズ:どのようなコンピュータが電子をじゃぶじゃぶ使うと思う?
答はあっけないほど単純で,古い設計のコンピュータを使うことだ.例えば,インテル8085,ザイログZ80,モトローラ68000,IBM PowerPC 601など.(もちろん,宇宙探査機のコンピュータはパッケージ素材に放射線をある程度透過しないような工夫をしているし,例えばコンピュータを3台積んでいつも多数決をとるような工夫はしている.)
たぶん,30代から40代ぐらいのロボット研究者なら,懐かしい名前だと思う.アセンブリ言語でプログラムを書いたでしょ?(PowerPCを除いて.)アセンブリ言語でプログラムを書くの楽しいでしょ?(8085を除いて.)
そこでロボット研究者に提案.趣味で,Z80とか68000とかで動くロボット作ってみませんか?幸い,どちらもとってもお安いので,国からの研究補助はなくても購入できるでしょう.
プログラミングでたぶんネックになるのはメモリ容量.Z80だと普通に使えば64キロバイトが上限だし,68000なら16メガバイトまでだ(理論上は4ギガバイトまでだがアドレスバスが24ビット分しか出ていない).実際問題としてはSRAMを使うだろうから使えるメモリは数キロバイトから数百キロバイトになるだろう.でもハッカーなら,制約がきついほど燃(萌)えるでしょう?
という戯れ言を思った.
메타데이터
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- 2026-07-30 21:36:40