NO No Doubt 『猫を抱いて象と泳ぐ』aka.『抱著貓,與大象一起游泳』読んだ感想 生き物への感受性に優れ、過ちを犯すたびに成長していく一人の少年。 事件が起きるごとに彼は思考を深め、大人になっていく。 その思考を追いながらページをめくっていると、読者である私たちの心の中にも、何かかすかな変化が生まれていくような感覚にとらわれる。
NO No Doubt 『蜜蜂と遠雷』aka.『蜜蜂與遠雷』読んだ感想 もしタイトルだけを見たら、どんな内容なのかわからないかもしれません。 これは、ピアノコンクールに関わる人々それぞれの心の軌跡を描いた物語です。 とても読みやすい長編小説で、気づけば次々とページをめくってしまいます。…
NO No Doubt 『少年は世界をのみこむ』aka.『吞下宇宙的男孩』読んだ感想 こんなに可愛らしいイラストの表紙を見て、ずっとこれは子供心にあふれた本だと思い込んでいました。 しかし、最初の一篇を読み終えた瞬間、その想像は完全に打ち砕かれました…。 そこには胸を刺すような残酷さと、実話に基づいた圧倒的なリアリティがあったからです。
NO No Doubt 『新世界より』aka.『來自新世界』読んだ感想 人類がより強大な能力を手にしたとき、むしろ能力拡張を抑制するために、より多くの手段が必要となる。 本作は、未来に生きる主人公の回想を通して、未来に生まれたさまざまな制度が、いかに人々の生活様式を変えていったのかを考えさせてくれる。
NO No Doubt 『天使の囀り』aka.『天使的呢喃』読んだ感想 神話を現実へと引き寄せ、 さらには現実を科学として描き出す。 物語の中で幾重にも重ねられた生物や科学の描写は、 まるでその内容が文字から溢れ出し、 手に触れてくるかのような。
NO No Doubt 『宙ごはん』aka.『宙的暖心料理』読んだ感想 一皿の料理には、一つの成長の物語がある。 子どもの視点から母親や大人たちの行動を見つめてみると、 それが驚くほど鮮明に見えてくる。 まさに岡目八目というものだろうか。
NO No Doubt 『方舟』aka.『方舟』読んだ感想 序章を読み終えた時、ふと『十角館の殺人』を読んだ時の感覚が蘇った。もっとも、 物語を最後まで読み終えれば、それとは全く異なる作品であることに気づかされるのだが。